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2015/16シーズン

平成27年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会

オフィシャルHP

決勝
12月27日(日)
 
15:00(予定)
大田区立総合体育館
AWAY
豊田合成トレフェルサ
3 25-19
25-22
21-25
25-21
1
HOME
JTサンダーズ
 
スターティングメンバー ※()内は交代選手です。
  • イゴール オムルチェン
  • 高松 卓矢
  • 近 裕崇
  • 傳田亮太
  • 白岩 直也
  • 内山 正平
  • 古賀 幸一郎
サイド
 
オポジット
 
センター
 
セッター
 
リベロ
 
 

途中出場選手

リザーブ選手

岡本 秀明 山田 脩造
山田 脩造 重村 健太
井上崇昭 前田 一誠
前田 一誠 井上崇昭
  岡本 秀明
  川口 太一
  山近 哲
総評
ついに、ファイナルに進出したトレフェルサ。「V・プレミアリーグ」「天皇杯」「黒鷲旗」
の日本バレー3大タイトルのひとつであるこの天皇杯獲得を目前に、チームの雰囲気は
最高潮に達します。この決勝戦自体が未知なる領域ではありますが、リーグで勝ち星を
積み重ねて自信に変えてきたトレフェルサは浮き足立つことはありません。前年度覇者の
JT を相手に、ただ自分たちのバレーボールをやりきるのみ!
 第1セット、やはりイゴールとJT のヴィソット選手、この両者の打ち合いとなります。両
外国人選手がハイレベルなプレーを見せ、会場を盛り上げます。日本人選手もそれに引っ
張られるように好プレーを見せます。白岩のサーブポイント、高松のスパイク、近のブロッ
クといつもどおりのプレーを展開したトレフェルサが、まずは25 −20 と先制しました。
 第2セットに入るとリーグ屈指の攻撃力を誇るJT のアタッカー陣が躍動し始めま
す。なんとかディフェンスで粘りを見せますが徐々に流れはJTへと傾き、ビハインドで終
盤を迎えました。ここでチームを支えたのはベテランの2人でした。まずはピンチレシー
バーとして入った岡本がしっかりと仕事をして苦しいローテーションを回します。そしてその
後同点と追いついてからワンポイントブロッカーで投入の井上が見事なブロックポイントで
チームに勢いをもたらしました。この勢いで25 − 22。
初優勝に向けて10 年に渡ってチームを支えてきた岡本と井上、この2人の
活躍はチームに勇気を与えてくれました。
 その後、第3セットは落とすものの、トレフェルサの心は折れません。イゴールが脅威
の47 得点、白岩、古賀も完璧に守りきりました。最後はイゴールのバックアタックが相
手コートに突き刺さり、トレフェルサに歓喜のときが訪れました。
 選手、スタッフの中には涙を浮かべる者も。しかし全員に笑顔がありました。「あと一歩」
そんな言葉を何度口にしたでしょうか。ついに頂点からの景色を見たトレフェルサの選手
たちはまた一回り大きくなったように見えました。
 ファンの皆様、豊田合成社員の皆様、支えてくれたすべての皆様に御礼申し上げます。
本当にありがとうございました! そして次のビッグタイトル「V・プレミアリーグ」制覇に
向けてまた力を貸してください!
ご声援ありがとうございました。